「賃貸の一戸建て」って実際に住んでみてどう?メリットは大きいの?
実際に賃貸一戸建てに住みはじめた私にまかせて!メリットやデメリットを紹介するわ☆
賃貸と言えば、アパートやマンションを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、賃貸の一戸建て物件は少ないですが、実はあるんです!
我が家は夫婦で10年近く賃貸のアパートに住んでいましたが、賃貸の一戸建てという選択をしました。
そして2年近く賃貸の一戸建て物件を探し、最近ようやく理想の一戸建てに引っ越すことに!
実際に引っ越してみて分かったメリット・デメリットや、失敗しないための注意点も紹介していきます。
集合住宅・持ち家、それぞれのメリット・デメリットの比較をしたよ!
- 【メリット・デメリット比較】
賃貸集合住宅 vs 賃貸一戸建て - 【メリット・デメリット比較】
持ち家 vs 賃貸一戸建て
賃貸一戸建ての物件が気になっている方や、引っ越しを検討されている方の参考になれば幸いです。
引越しシリーズ
なぜ賃貸一戸建てに引っ越そうと思ったのか?
まずはじめに、なぜ賃貸のアパートから一戸建ての賃貸に引っ越そうかと思った経緯を紹介します。
我が家の家族構成は「夫婦2人+犬1匹」となります。
私たち夫婦は木造アパートにずっと住んでいましたが、上の階の足音がうるさかったりペットの鳴き声に気をつけなければいけなかったりと、ストレスが溜まりまくりでした。
私たち夫婦はマイホーム(持ち家)を購入するつもりはなく賃貸が希望だったので、自然と賃貸一戸建ての選択肢にたどり着くことに。
自分たちのライフスタイルによって住む場所を変えていきたい。でも、騒音トラブルや上下左右の部屋に気を使って生活するのはイヤ!
そう思った時に、賃貸の一戸建てなら自分たちがストレスなく暮らせるしいつでも引っ越すこともできると考えました。
賃貸一戸建てにもデメリットはありますが、デメリット以上にメリットの恩恵が大きかったので、実際に引越しをして大満足しています。
【比較】賃貸一戸建てのメリット
ここからは、賃貸一戸建てのメリットを「集合住宅」と「持ち家」の場合に分けて紹介していきます。
【賃貸】集合住宅(アパート・マンション)と比べて
- 入居者トラブルがない
- 部屋が広い
- 音を気にしなくてよい(騒音トラブル)
- 子供やペットがのびのび過ごせる
- 庭付きや駐車場付き物件がある
入居者トラブルがない
賃貸のアパートやマンションの場合、上下左右に入居者がいると何かとトラブルやストレスの種になることが多いですよね。
音やにおい・マナー違反など、アパートやマンションではよく起こるトラブル。
しかし、一戸建てならそういったトラブルを回避できます。
部屋が広い
物件にもよりますが、一戸建ての賃貸となると部屋数が多く広い場合が多いです。
賃貸の一戸建ては、広さが必要になるファミリー層に特に人気!
音を気にしなくてよい
上階の足音や、隣の部屋からの生活音で悩んでいる方も多いと思います。
賃貸一戸建ての最大のメリットは「騒音トラブルからの解放」です。
このメリットだけでも賃貸の一戸建てを選んでよかったと思いました!
実際に住んでから、以前より格段にストレスが減り、快適に生活できています。
子供やペットがのびのび過ごせる
お子さんがいる方やペットを飼っている方は特に、上下左右の部屋に気を使って生活しなければいけません。
賃貸の一戸建てなら、そこまで神経質にならずに済みます。
我が家で飼っている愛犬も、一戸建てに引っ越してからのびのび過ごし、走り回ることができています。
庭付きや駐車場付き物件がある
賃貸のアパートやマンションの場合、駐車場代が別だったり、近隣の月極駐車場を契約しなくちゃいけなかったりします。
庭が欲しい場合も、集合住宅ではなかなか見つかりません。
地方に住んでいる方は車が必須の場合があるため、駐車場の確保は絶対条件。
賃貸の一戸建てなら、駐車場や庭付きの物件が多いのがメリット!
持ち家(マイホーム)と比べて
- 初期費用が安い
- 固定資産税などの税金がない
- 住宅ローンがない
- 修繕費が必要ない
- いつでも引越せる
初期費用が安い
自分で一軒家を購入するとなった際に、必要になる初期費用は「物件価格の3~10%」かかります。
初期費用だけでも何百万とお金がかかるので、住宅購入費用や貯金がないと厳しいですよね。
しかし、賃貸であれば初期費用は数十万円で済みます。初期費用の値下げ交渉もできるため、費用をさらに抑えることができますよ。
>>賃貸契約の初期費用を抑えるコツの記事はコチラ↓
賃貸契約の初期費用&家賃の値下げに成功!節約できる項目と交渉のコツとは?
固定資産税などの支払いがない
持ち家の場合、毎年「固定資産税」や「都市計画税」という税金がかかります。
毎年5月になると、自動車税の支払いもあるため、税金支払いのオンパレードとなることに。
賃貸の場合は、家賃の中に大家さんが支払う税金も含まれているため、大きな金額の支払いがありません。
固定資産税などの税金の支払いがないというメリットは、精神的にも大きいですよね。
修繕費が必要ない
持ち家の場合、築年数が経つほど家の修繕が必要になってきます。
水回りの設備や外壁・シロアリ駆除まですべて自分たちで行わなければいけません。修繕費用だけでも総額500万円かかってくることが多いようです。
その反面、賃貸の一戸建ては大家さんが修繕をしてくれます。故障が発覚した場合は不動産もしくは大家さんへ連絡するだけでOK!めちゃくちゃラクですよね。
いつでも引越せる
持ち家の心配事は「ご近所トラブル」。でも、隣人がどんな人かは実際に住んでみないとわからないんですよね。
持ち家の場合、トラブルがあってもローンがあるので引越しがなかなか難しいのが現実。
しかし賃貸であれば、もし嫌な人やトラブルに巻き込まれたら引越しが可能です。いつでも引越せるということで少し心に余裕が持てます。
【比較】賃貸一戸建てのデメリット
もちろん賃貸の一戸建てにもデメリットが存在します。
メリット同様に、賃貸一戸建てのデメリットも「集合住宅」と「持ち家」の場合に分けて紹介していきます。
【賃貸】集合住宅(アパート・マンション)と比べて
- 物件数が少ない
- 生活費が上がる
- 築年数が古い物件が多い
- 防犯対策が必要
- 庭の手入れや虫対策が大変
物件数が少ない
賃貸の一戸建てはアパートやマンションに比べて、物件の件数が少ないのが現状。
戸建賃貸は集合住宅に比べて収益性が低いため、需要はあっても貸し出す人があまりないようです。
賃貸一戸建てを貸し出す大家さんは、転勤などで一時的に家を賃貸にする人や古くなった家を賃貸にする方がほとんど。
自分の希望に合った物件を探すのが集合住宅よりも大変なのがデメリットです。
生活費が上がる
アパートやマンションから一戸建てに引っ越すと、生活費が前よりも上がってしまうことがあります。
部屋が広くなったことで光熱費の使用量が増えたり、日用品代が増えたり、以前よりかかるお金が増えてしまうことも。
インターネット料金は、集合住宅の料金から戸建ての高い料金へ変更になるため、要注意です。
築年数が古い物件が多い
賃貸の一戸建ては築年数が古い物件が多いです。
新築戸建で賃貸の場合は大谷さんの転勤などの事情で期間が決まっている場合ほとんど。しかも家賃が高めです。
もし賃貸で一戸建てを探す場合は、築年数は妥協しなければいけない点になってきます。
防犯対策が必要
オートロックなどの防犯対策がしっかりしている集合住宅に対して、一戸建ては無防備状態になってしまいます。
賃貸であっても防犯対策が必要になる場合も。
近隣の周辺環境や、不審者が入りにくいかなど、内覧の際にはチェックしておくといいかもしれません。
防犯カメラを購入するのも一つの手です。
庭の手入れや虫対策が大変
庭がある家や築年数が古い家は、雑草や虫の対策が欠かせません。
我が家でも今年の夏、庭の雑草にめちゃくちゃ苦労しました。
蜘蛛や蜂の対策で思った以上に費用がかかることに。
庭でガーデニングをしたい方以外は、庭はコンクリートなどがオススメです。
内覧時に蜂の巣の跡がないかも確認しておくと良いでしょう。蜂は同じところに巣を作るので注意が必要です。
持ち家(マイホーム)と比べて
- 築年数が新しい物件は家賃が高い
- 内装や間取りを変えられない
- 一生家賃の支払いが続く
築年数が新しい物件は家賃が高い
賃貸で築年数が新しい物件は家賃が高い場合がほとんど。
転勤や家を購入したけれど事情があって住めない場合に賃貸に出す人が多いので、残っているローンの関係などで家賃が高くなってしまいます。
賃貸で築年数が新しい一戸建てが希望の方は、自分で物件を購入した方が結果的に安い場合も。
内装や間取りを変えられない
自分で好きなように内装や間取りを変えたり、リフォームすることは賃貸の場合できません。
入居した時の原状回復義務があるため、間取りや内装は契約した時点と同じ状態で退去する必要があります。
もし、内装や間取りをリフォームしたい!という場合は、持ち家の購入を検討した方がいいかもしれません。
一生家賃の支払いが続く
ローンを組んで家を購入する方は返済が終われば自分の資産となりますが、賃貸の場合は一生家賃の支払いが続くことになります。
高額のローンを支払うか、家賃をずっと払い続けるかは、自分のライフスタイルに合わせて考えた方が良いかと思います。
私はその時のライフスタイルに合わせて、住むところも好きに選びたいので賃貸を選択しました。
賃貸一戸建ての注意点
賃貸一戸建てに引越しを検討している方に、ぜひ注意してほしい点が3つだけあります。
ぜひ物件を検討する際によく確認してみてください。
契約期間が決まっていることがある
賃貸一戸建ての場合、必ず確認してほしいのが契約期間。
賃貸は普通借家と定期借家があります。
普通借家であれば、問題なければ継続して更新することが可能ですが、定期借家の場合は入居できる期間が決められています。
転勤などで一時的に家を貸している大家さんの場合、定期借家にしていることが多いので、契約前に必ず確認しておきましょう。
大家さんとの直接契約
賃貸であれば仲介業者の不動産会社に連絡するのがほとんどですが、賃貸一戸建ての場合は大家さんとの直接契約となることもあります。
直接契約する場合に、トラブルがあったときに大家さんに言いにくい場合も。
契約前に大家さんとの直接契約なのか、連絡先やトラブル時の対処法も聞いておくといいかと思います。
町内会や自治体の入会
町内会や自治会がある地域に引っ越しても、基本的に入会は任意なので、必ず加入する必要はありません。
しかし、加入するメリットがある場合や、入会しないとゴミ出しできないといった場合もあるので、よく確認してから入会するか決めましょう。
賃貸ではほとんどの場合、町内会などの勧誘はありませんが、一戸建てとなると賃貸関係なく勧誘が来ます。
実際に賃貸一戸建てに住んだ感想
「音がない生活がこんなに快適だったなんて!」というのが賃貸一戸建てに住んだ1番の感想です。
アパートに住んでいてストレスだったのが、上の階の足音や生活音。一時期ノイローゼにもなりました。
賃貸一戸建てに引越してから、自分たちの喋り声やペットの鳴き声にいちいち敏感にならなくて済むようになり、毎日とても快適に過ごせるようになりました。
庭の手入れや虫対策はたしかに大変ですが、メリットの方が大きいので引っ越してよかったと思っています。
もし、また引っ越すとしても断然「賃貸一戸建て」を選択します!
賃貸一戸建ては、ファミリーや集合住宅の騒音トラブルから解放されたいという方にピッタリですよ。
物件数もなく、すぐに決まってしまうことが多いので激戦となりますが、チェックしてみる価値はあります!
いい物件を見つけるコツは「毎日物件をチェックすること」です。
私自身の経験から、いいなと思って問い合わせた物件はすぐ決まったり、内覧の順番が遅くて契約までたどり着けなかったり。
契約は早い者勝ちなので、毎日物件を確認していいと思ったらすぐに内覧を予約するのがベスト!
他にも引越しに役立つ記事があるので、チェックしてみてください☆
引越しシリーズ